ああ、母の手料理。

イタリア産玄米

今日はご主人が飲み会で夜いないので、久しぶりに1人で夕ご飯♪
といっても、昨日の残り物のひじきのレバー煮とサーモンアボカドサラダ、
朝の残りのお味噌汁と残り物ばかりだけど・・・。
この頃、「お母さん」にあらためて感謝することが多い。
うちの母親は料理好きで、料理上手。
とっても美味しいんだけど、結構ヘビーな味付けで、ヘルシーとはいえないかも・・・。
イタリアで言えばナポリのマンマ風、とにかく美味しいけど重い!
(母自身は魚や野菜好きでヘルシー志向なのに、ちょっと不思議・・・。)
そして工程が大ざっぱ(どこのお家でもそうかな?)!それでも美味しく出来るのがさすが主婦暦ウン十年の貫禄。。
でも、「食べることの楽しさ」を教えてくれたのはまぎれもなく母の手料理だなぁ、と最近思うようになった。
「作ることの楽しさ」を追求するためには「食べることの楽しさ」を知ってないと無理だと思う。
最近、日本ではホントにダイエットが流行?していて、
かくいう私もほんのりダイエット成功して(といっても標準体重になったくらい)幸せなのだけれど・・・。
ダイエットに翻弄されすぎて「美味しいものを食べる幸せ」を見失いたくないなぁ、と最近は思うのです。
イタリア人はホントに健康的にやばいだろ!?ってくらい太ってる人が多くて
それはそれでよくないんだろうけど、日本人は痩身信仰強すぎると思う。
掲示板などで「160センチ、50キロ、あと5キロは減らした〜い」なんていう書き込みを見るとついつい苦笑い。
イタリア人がコレを見たらどう思うんだろう??
文化の違いといってしまえばそれまでかもしれないけど。
私は日本にいながらナポリばりのお母さんを持つことができて
幸せだったんだなぁ、と思う今日この頃でした。母親は選べないもんね。
ちなみにイタリア人マンマはナポリ出身じゃなくてもみんなすごい料理上手!
イタリアでの私のお母さん、フランママのケーキなんてもう絶品♪
うちの母親はお菓子は作らない人だったので、すごく新鮮。
それまでお菓子なんて数えるほどしか作ったことなかったのに、
今ではフランママに教わってお菓子作りが趣味になるほど・・・。
でもフランいわく「口に美味しいものはだいたい体に悪い」んだよねぇ・・・。
ママ!そんなこと言いながらチーズケーキとか作んないでよ〜(;;)!
ああ、葛藤。。。

でも、ホント母親っていうのは偉い。偉すぎる。
子供を持ってる方の絵日記サイトなんかを読むとホントそう思う。
母親って身を削って子供を育ててるんだね・・・。
体調が悪くても、疲れてもストレスたまっても、子供は成長することをやめてくれないもんね。
育て続けるしかない。休む暇なんかない。
それでもふとしたときに見せてくれる子供のしぐさが「最高に可愛い」なんておっしゃる。も〜〜すごいよ。
私の場合、歳はもう28になってしまったけど、精神年齢が幼いので、
完全に母親側の気持ちにはまだ移行できていない。
子供だって自分の意思で産まれてきたわけじゃないし、親が勝手に産んで勝手に疲れて、
自分のせいみたいに言われてはた迷惑だ!という子供側の気持ちも分かるのです、何せ子供なもんで。
でも、母親がいつも見守ってくれていつということを、少しは実感できる年齢になってきたのかなぁと
(別な言い方でババくさくなったとも言う^^;)思います。
お母さん(たち)、ホントにありがとう。
これからもたくさん迷惑ばかりかけると思いますが、どうかお手柔らかに。。