ピクニック(小)

ローマは6月半ば頃まではものすごく暑くて「2003年(ヨーロッパで記録的猛暑)の再来か?」とか言われてたんですが、今はかなり過ごし易いです。朝方はむしろ寒いくらいです。
というわけで意外と今ピクニック日和なので、今日はご主人・どうぶつ・ユンの3匹で近所の公園に行って小ピクニックを楽しみました。この公園は木陰がたっぷりとあり、あまり人が来ないという大変のんびりした公園です。パンとサンドイッチの具を持って行ってその場でサンドイッチ(゜д゜)ウマーでした。
お弁当を食べ終えてレジャーシートでのほほんとしていると、
ブロロロロロ……
スクーターがのんびりと遊歩道を走ってきました。Σ(゜Д゜;エーッ!!!
いや、別に「イタリアの交通マナーはほんとにもう*1」とか「最近の若者はほんとにもう」とかそういう話ではないのです。
そこは公園内の遊歩道で、特に道が良い訳でもどこかに通り抜け出来るわけでもなく、近くに通っている車道を通ったほうが断然お得です。
普通に意味が分かりません。
どうぶつ「あれはなんだろうね」
ご主人「なんかちょっとした用があるんじゃない?」
ど「どんな?」
ご「あの人は近所の人で、ジョギングしてる家族に電話がきた。それで今探しに来てるとか。家の電話の子機持って。」
ど「ケータイ持とうよ(;´Д`)」
などと話してると、
ブロロロロロ……
スクーターが同じ道を帰ってきました。
ど「あ、帰ってきた」
ご「じゃあ、見つかんなかったんだ」
ど「ホントにそうだったらおもしろいね」
などと話し、またしばらくのんびりしてると、
ブロロロロロ……
またお前か!
結局スクーターは3往復くらいしてました。
ホントになんだったんだろう…

*1:その辺はもう慣れました

ベネチア旅行記 後日編

ワロタ

今回の旅行は暑かったけど楽しかったし、何より美味しかった!犬連れでもそれほど苦労無く旅行できたのはイタリアだからでしょうか。
レストランでも犬連れOKらしく、特に2日目の「Alla Madonnna」ではユンは大人気でした。一応ケージに入れておいたのですが、「外に出してもいいよ」とまで言ってました。
あと、現地語をカタコトでも話すのは重要だな〜と思いました。やっぱりお店の人の機嫌とかがだいぶ違うような気がします。これはイタリアに限ったことではないのではないでしょうか。
それと今回行ったレストランはどこも大当たりだったと思いますが、Mapple Magazine Italia 2005を参考にしました。この本は割とオススメかも知れません。
そういえば結局ベネチアングラスとかあんまり見なかったよ…

Alla Madonna*1

よく、エッセイとかマンガの旅行記で、レストランに行ったら店の人と話が盛り上がって、しかもちょっとサービスしてもらっちゃった、っていうエピソードあるじゃないですか。「そんなのフツーありえないよ!『街で偶然出会った人が実は死んだ昔の恋人にそっくりでその後二人は恋に落ちる』とかそういうレベル!!」とか思ってたんですが、今回それをご主人たちが体験しました(昔の恋人の方じゃなく)。
このレストランは日本の雑誌でも紹介されているお店で、外国人観光客の対応にも慣れています。ご主人たちはとりあえず英語メニューを渡されます。しかし英語もイタリア語も中途半端なご主人たちは、料理については英語ではチンプンカンプンで、むしろイタリア語の方が分かります。そこで「イタリア語のメニューをもらえますか」というと、ちょっと驚いた様子で、でもすぐに持ってきてくれました。
お店の人「イタリア語はどこで習ったの?」
ご主人「ローマに住んでるんです」
イタリアの人はイタリア語を話す外国人にはかなりフレンドリーだったりします。*1といったわけでここからはフレンドリーモードです。
店「メニュー見てもわからないから、現物を見に行かないか」
といってショーケースに連れて行ってくれました。ここは海鮮が美味しい店なので、魚やカニがたくさんです。その中からクモガニの前菜とモレケ・フリット(小さいカニのフライ)を頼み、さらにイカ墨のパスタを頼みます。
みんな美味しかったですが、特にクモガニの前菜!カニの甲羅にカニの身と卵っぽいのが乗っていて、シャンツァイが添えてあります。これがウマイ!!
お皿が進んでイカ墨のパスタを食べていると、お店の人がリゾットを持ってきてくれました。こ、これはサービス?!どうやら隣の人が頼んだミラノ風リゾットを少し多めに作って分けてくれたようです。゜+.(・∀・)゜+.゜ヒャッホウ!
こちらも美味です。何よりサービスしてくれたのが嬉しい!
ここでも白ワインを頼んで飲みましたが、これも美味しかった。
ベネチアのレストランはどれも大当たりでした。

*1:ちなみにローマの人はたいていイタリア語しか話せないので、イタリア語話せない人にはたいへん冷たかったりします

ゴンドラ

さて、いよいよゴンドラです。ゴンドラは一艘に6人乗れて、1回60〜70ユーロが相場だそうです。ゴンドラ乗り場に行くと、80ユーロでどうかと言われましたorz しかし「70に負けて」というとあっさりOKしたので、早速出発です。
ゴンドラは低い船でしかも座って乗るので、水面すれすれからの景色が楽しめます。
ゴンドリエーレ(船頭さん)は「ここはカサノヴァのいたホテルだ」とか見所を案内してくれます。
なかなかに楽しい船旅です。
でもね…
暑いよ!とりあえず!!
ゴンドラが建物の陰にいる時はいいですが、大運河をドンブラ行く時はとにかく暑いです。夏場にベネチア旅行を考えている方は帽子を買ったほうがいいかも知れません。
しかしトータルとしては楽しかったのでOKです。(*´∀`*)

ベネチアの交通

しばらく気がつかなかったのですが、ベネチアには自動車が見当たりません。バイクも自転車もありません。なぜなら普通車道になっているべきところが運河だからです。
いやもうどっちかというと運河がベネチアの本体で、運河と運河の間にちょこちょこ小島があるといった感じです。といっても船が無いと島と島の間を行き来できないわけではなく、小さな橋がたくさん架かっています。*1
運河の交通手段で最もメジャーなのはヴァポレット(水上バス)ですが、他にも水上タクシーやゴンドラ(観光用)なんかがあります。もちろんそれだけでなく個人の船や業務用の船もあり、RICOHの船とは何度かすれ違いました(笑)

*1:ほとんどの橋が階段なのでお年よりはちょっと大変そうでした

Vini da Gigio*2

ともあれベネチア着。今回は1泊2日の小旅行なので、「美味しいものを食べてゴンドラに乗る」くらいしか考えてません。その分食事には気合が入っていて、どうぶつの入念な下調べの結果、Vini da Gigioに行くことにしました。
お店は見た感じこじんまりとしていて冷房も効いており(重要)過ごしやすい雰囲気です。
更に入念なメニュー検討の結果、

を注文。これがどれも(゜д゜)ウマーでした。特にレバー!
前菜や貝柱もとても美味かったですが、日本人としては割と慣れた味でした。その点レバーはタマネギと一緒に柔らかく焼いてあって、とても美味しいうえに新鮮な調理方法で、二人でぺろりと食べてしまいました。*1
その後は街の中心地、サンマルコ広場に行ったりゴンドラ乗り場で料金の高さに改めてびっくりしたり、バーカロ(ベネチア風ワインバー)で軽く夕ご飯を食べたり、もう一軒はしごしようと思ったらもう閉まってたりと、けっこうハードな流れとなりました。
ツカレタ!

*1:支払いは大体全部で90ユーロでした。ベネチアはだいたいどこも観光地価格らしく、まあこんなところではないでしょうか。味的には大満足です!!